こんにちは!たーたんです。
1×6材で1000円で踏み台を作る記事を書きましたが、その後、端材でもう一つ踏み台を作りました。前に作ったものは台所用で、今度作ったものは手洗い場用です。端材は、奥さんが近所の付き合いでもらってきたそうです。そんな木の手に入れ方があるのですね。
完成後の作品はこのようになります。ちょっと変わった構造なのは、本当に端材のみで作ったためです。上の踏み台の端が、ナナメに切断されているように、ひとまず使えたら良いかという程度の精度で作っている作品です。
よく見ると、手前の木にシールが貼ってありますね・・
サイズ感は?
全体のサイズ感としては、前に作った踏み台とほぼ同じです。
高さは360mm、幅は320mm。下の段は、200mm x 240mmの大きさとしています。ただこれは、この高さと幅にこだわったわけではなく、頂いた木材の大きさがこの大きさだったため、このサイズにしています。
上の段と下の段の踏み板のサイズが合っていません。合っていないため上の段の大きさを小さくしても良かったのですが、そうすると使いにくくなるように思いましたので、上図のように脚の間に板を挟み込む設計にしています。
端材のみで作ったため、木取り図はありません。脚は高さを計算した後、ノコギリで切りました。
作り方は?
少し変わった構造ではありますが、ネジを留める場所を少しずらしているため、作り方の順序にはあまり強くは依存しません。ただ、参考のために作り方を載せておきます。
まず、椅子の脚部分を作ります。ここを先に作る理由は、前にスツールの記事で書いた内容と同じで、ガタつき防止のためです。
接着剤を塗り、ハタガネやクランプで挟み込んで、実際に立たせてみて、ガタがないかどうか調整します。少しでもガタがあれば、接着材が乾ききらないうちに修正します。
数時間(時間は接着剤に依ります)放置の後、脚が完成します。
脚が完成したら、次は踏み台の踏み板を載せて、上側の台を作ります。ここまでで脚のガタツキの調整がそれぞれできていれば、この状態でガタが出ることはまず無いと思います。
また、この時点で、コーススレッドで固定してしまって良いです。その方が作りやすいと思いますので。
次に、下側の段を作ります。ほぼピッタリなので、スコッと入れ込むだけでかなり固定されますが、あらかじめ上側の脚に接着剤を塗布しておくと良いでしょう。
入れ込んで、コーススレッドで固定します。その後、脚をつけます。ここは下側の踏み板固定用の接着剤が完全固定する前にやった方が良いです。その方が、脚の高さ調整のための踏み板の角度調整が出来るからです。
脚はすこし横着をして、接着剤を塗らずにコーススレッドのみで固定してしまいましたが、そうすると、下図に示すように脚がすこし回転してしまう事があります。ここは失敗しました。
ちゃんと接着剤をつける工程を入れたほうが良いですね。
出来上がり
このようにして、冒頭で紹介しました踏み台が完成します。
こちらも、使い始めて2~3年になるでしょうか。すっかり家に馴染んで、しっかりと使われています。また、こちらも同じく、子どもの人形遊びの劇場になったり、バトルの戦場になったりしていました(笑)
まとめ
端材のみで踏み台を作りました。使う端材によりますが、十分使えます。
ただ、使い勝手としてどうかというと、以前紹介しました1×6剤で作った踏み台のほうが使いやすくはあります。今回は木材がすこし分厚すぎる印象があります。その分、しっかりしていますけどね。
あと、下側の段はすこし不安定だなと思う時があります。支えとなる棒を1つかますだけでも安定性は違うでしょうね。
ぜひ参考にしてくださいね!