【DIY・製本】糸かがり製本B5ノートを作成!ノートって手作りできるんだ・・

こんにちは!日曜大工・DIYが大好きな、たーたんです。

この記事では、自分で製本して作った、B5ノートの作成工程についてまとめようと思います。

最初の作品ですので粗いですし、かつ表紙や背などまだまだやれるところはありますが、ひとまずノートとして使えるレベルになりましたよ。

作品はこのようなものになりました。

背には何らかのテープを付けるのでもいいかな〜。

DIY用のメモノートとしては、もう、これでもいいかなとは思っています。

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きっかけは?

ノートカバーを作るほど気に入って使っているミドリのノート。

フルフラットで使えるのが、とても便利です。いや、便利というか、スッキリするというか。好みの問題ですけど、何だかとても使っていていい感じなんです。

ミドリさん、素晴らしいです。

ノリで接着して製造しているノートは、安くてとても助かっているのですが、フラットにしようとしてしっかり開いて使っていると、たまにこんな感じで崩壊してくるんです。

きっと私の使い方が良くないのでしょうが、何だかとても残念な気持ちになります。

なので、やっぱりどっちがいい?と言われると、正直、フラットに出来る方のノートです。

でも、そんなフラットに出来るノートでも、もうちょっと大きなサイズで、もっと分厚いノートが欲しい。

あると言えばあるのですが、需要も少ないのでしょうか、サイズが大きくなると結構お高くなっていくんです。しょうがないのでしょうが・・

ちょっと庶民には、気軽に買って、どんどん使う!とは出来ないというか・・

フラットタイプのノートなら、リング部分のようなパーツも無く、スムースに欠けますし。

ひとまず、フラットが大好きなんです。

もっと手軽に使える、フラットで大きめである程度分厚いノートがないかな〜〜

・・という訳で、作れないかなあと思ったわけです。

ノートをどうやって作るの?

ノートの作り方を見ていると・・なんと、製本という分野があるじゃないですか!!

これは・・DIYerにとっては、とっても面白そうな世界だ!!

市販のノートを買ったほうが、大量生産によるコストメリットを享受できるのですが、こういうのがほしいな〜と思ったノートを作るには、とっても良さそうな技術です!

何だか、興奮してきました(笑)

早速、製本についての本を図書館で何冊も借りてみました。

色々あるんですね。ハードカバーも作れるし、和製本もあるし。

図書館だと、「西洋製本図鑑」という、昔の本の作り方というマニアックな本もありました。個人的にはとても興奮しました(笑)

カメラが趣味の人がフォトブックを作るのとかも面白そう。カメラも面白そうだな〜。

で、その沢山の本に教えてもらった所によると、私が好きなタイプのノートは、「糸かがり本」という綴じ方のようです。

なるほど〜。そういう目で見ると、ミドリのホームページにも載ってますね。

図書館、いろんな本があってオススメですよ。住んでない自治体のカードも作れる、かも?

こちらの記事にまとめています:

公共図書館は、実は誰でも貸し出しカードを作れる、事がある

その、たくさん借りた本の中でも気に入ったのが、この「美篶堂と作る美しい手製本」です。

これは参考になる!と思いましたので、購入しました。

すっごい、こだわって書いて作っている感じがあります。見ていて楽しいです!

この本では、私が知りたかった本の作り方だけでなく、その道具についてもきちんと説明されててとてもわかり易かったです。

その中の、糸かがり本の作り方を見ながら作りました。

ハードカバーの角背上製本にも、いつかチャレンジしてみたいものです。

見ていて、わからない所もたくさんありますが、何となく理解してきて作れる気がしてきましたので、早速作り始めます!

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材料と道具は?

ノートの用紙は?

ノートを作るとなると、中身の用紙が要りますよね。

それがどうも、糸かがりの本を作る際には、普通と目の方向が異なる紙が必要とのことです。

「ヨコ目」とか、「Y目」という、折れやすさ(紙の流れ)が横方向になっている紙なのですが、身の回りのお店ではなかなか売っていませんでした。

東京だったら売ってる所があるんだろうけどな〜。

今回私が買って使ったのは、ここの用紙です。250枚で1500円くらいだったかな?

Web紙販売・書籍用紙 90kg B4 250枚

製本にあまり慣れていない人からすると、上記を見ると「90kgもする重さなの!?そんなの家に置けないよ!」と思うかもしれませんが、製本用紙で使うkgは紙の厚みを示す単位です。

その種類の紙を、特定サイズで1000枚重ねた時の重さを指すようです。

・・と言われても、なかなか単位と厚みの感触がつかみにくいですが、色々調べていくと90kgはノート用には良さそうでしたので買ってみました。

上記の本でも、糸かがり製本の部分では本文用紙として90kgの紙を使っていました。

思っていたよりは若干しっかり目でしたが、DIY系のメモを残すノートだったのでちょうど良かったです。

ですので、上記の紙は要は普通より少ししっかりめの紙で、その250枚のまとめ買いなだけで、重さもスペースもマンション生活には何ら負担はかけないものです。

今回は上記のうち24枚使いました。

なので、本文用紙代としては1500×24÷250=実質150円くらいでしょうか。

ちなみに1枚の紙が4ページ分になりますので、96ページのノートとなります。

ちなみに上記でも使いましたが、製本用の紙を探している中で、「本文」という漢字を見ることもあるかもしれません。

これ、「ほんもん」と読むそうです。

意味は要は、本の中身の事です。

本文用紙というと、表紙を除く、目次や本の中身(文章や図)が印刷されている部分の用紙です。

業界用語ですね〜。

表紙は?

こちらは本によると100kg程度の厚みの紙を用意するようでしたが、それほど数を使わないのにまとめて買う・もしくは個別で買っても送料かかって勿体無いなと思いましたので、近所のハンズで、欲しい厚みの紙を買って、それを表紙にしました。

こんな用紙です。2枚で180円くらいでした。

用紙の表面は、写真のようにザラザラなものを選びました。理由は特にありません。

道具は?

本を見ていると、色々揃えるべき道具があるようでした。

指輪、竹ひご、かけべら、折りべら、重し、刷毛、台座、バット、生ボンド・ひめ糊・・

ですが、今回は最初の作品ですし、これらの道具をきっちり揃えるほどハマるかどうかはわからなかったので、手元の道具でやりました

それで事足りた所もありますし、事足りなくて出来なかった所もあります。

ヘラは手で折ったり、竹の定規の端でしごいたりする事で代用しました。

重しは適当なもので(洗濯機掃除用の洗剤・・)、刷毛はボンドを塗れればいいので爪楊枝で、専用ののりを作る・塗る工程は省略して、生ボンドは木工用ボンドで作ってみました。

糸かがりを縫う針・麻糸・蜜蝋は、全部レザークラフトの用具で作りました。

作ってみた感想としては、やっぱり専用の道具は徐々に揃えたいなと思いましたが、例えばレザークラフトや日曜大工と比べると、まだ他の道具で代用できるなと思いました。

凝ってしっかり作りたい場合は、揃えたほうが良いかなと思います。

いくらかかったの?(お金と時間)

先ほど書きましたが、ノート作りのために特別に揃えた用具はありません。

で、本文用紙が96ページ分(24枚)で実質150円ほど、表紙が2枚で180円ほど、合わせて400円もあればお釣りが来るくらいでした。

製作時間は、1日おいておく所を省略すると、4・5時間ほどでした。熟練の人はすんごい早いんでしょうね!

もちろん市販の糸かがり製本のノートの質には全く届きませんが、ほしいなと思ったノートに近いものはこの原価で作れたと思っています。

糸かがり製本ってどういうもの?どうやって作るの?

糸かがり製本は名前そのままなのですが、糸で紙を縛って本にしていく製本方法の事を指します。

今回は、B4の紙を二つ折りにしてB5サイズにし、折り曲げた4枚紙をひとまとめ(台、と呼ぶそうです)にして、その台を6つ作って1冊のノートにしました。

ですので、ノートはB4の紙を24枚使い、1枚あたり4ページできますので96ページのノートとなりました。

糸かがりの縫い方については、以下のメモのように、間隔をあけて平縫いをして、折り返して、また平縫いをする、というのが基本の流れです。

ただ、単なる平縫いではなく、前台の平縫い糸をすくいながら縫っていく、という流れとなります。

参考にしている、「美篶堂と作る美しい手製本」によると、平縫いの外側に出ている幅はおよそ10mm、内側は32mmで統一されていました。

本当はそのままのサイズを使いたかったのですが、上記の本で紹介されていたのはB5用紙を使ってのノートで、1サイズ小さいものでした。

ですので、考え方のみ頂いて、自分なりにアレンジすることにします。

天(ノートの上側)と地(ノートの下側)とで、あけておくサイズを決めて、そのサイズを除いた部分で、平縫いとして何回出たり入ったりするのかを考えました。

B5ノートの天地側の長さは257mmで、奇数のために対称にはどうしてもなりません。

更に、内側32mmでいちど計算してみたのですが、B5ノートサイズにするとぴったりになりません。

しょうがないので、おおよそこれくらい繰り返すのかなという数字の目星をつけて(5回)、逆に内側のサイズがいくらになるのか計算しました。

結果、天側を13mm、地側を14mm隙間をあけて、内側30mm、外側10mm間隔で穴をあけていけばよい計算になりました。

という訳で、実際に作っていきます!