こんにちは、たーたん(@tahtan_tahtan)です!
上の子(男の子)の自転車を塗装して、下の子(女の子)の乗れる自転車にリメイクしたお話しについて、下記で書きました。
この記事の中で、分解する所は、ややマニアックかな・・と思い省略しましたが、もしかしたら参考になる方もおられるかも・・と思い、こちらにまとめますね。
ちなみに元の自転車はこちらです。

下記クリックで好きな項目へ移動
バラしていく順番は?
とにかく、自分がバラしやすいな〜と思う順番でバラしていくのがいいです。
組む時は逆順で組み立ていくので、最後に組み上げた方がいいなと思う順番、という言い方でもいいかもしれません。
カゴや泥除け、反射板やサドルなどから始まって、最後は駆動系に行き着くのが良いかなと思います。
とはいえ、あんまり考えすぎない方がいいですね。
以下で書いて行きますが、私も結構適当でしたので・・
実際の作業順
カゴと前の反射板
まずはカゴから外しますが、カゴの下に反射板がついていますのでそちらから。さすが子供用自転車ですね。

そしてカゴを外します。
このように、前はプラスドライバーで締めて、

後ろは六角ナットで締まっている、

この締め方になっている場合が自転車は多いので、分解の際にはプラスドライバーだけでなくモンキーレンチが必須です。ダイヤルで幅を調節できるタイプのレンチです。
ネジを取って、無事、カゴが外れました。
以下の写真のように、なるべく付けられていた所にネジで止めておくと、どのネジがどれを止めていたのかがわかりやすくていいですよ!

泥除け(フロント)
次は泥除けです。プラスネジ+六角ナットのほか、このように、六角ネジで止められている場合も多いので、六角レンチも用意しておきましょう。

無事、外れました。

ただ、特に後ろのものがそうでしたが、六角ネジの頭が緩んでいたので、組み立ての際には再度ホームセンターに行って同じ径とサイズのプラスネジを買ってきました。
バラ売りのネジの値段はおそろしく安く、4円/ネジ、でした・・
話は戻って、同じくフロント後ろ側(人の乗る側)の泥除けを取ります。

取りました。

同じく、これも泥除けのネジ挿入部にネジを入れておくと、どのネジがどれか分からなくなる事態を防げますよ!

サドル
サドルは日常的に調節すると思いますので、特段注意事項はないです。

取り付けている所はここですね。

最近の自転車だと、工具なしで取り外せるタイプが多いのかな〜と思いますが、うちの場合は六角レンチが必要でした。
泥除けとカゴの時と同じく、ネジはセットで置いておきましょう。

この場合はキャップもついていますので、キャップもセットで。
取れました。

泥除け(リア)
リアもフロント同様に、六角ネジで止まっていましたので六角レンチで緩めて行きます!

外れました。赤さびがすごいですね!塗装前に綺麗にしておきます。

キー
さて、分解していく構造を晒すのも・・とも思いましたが、単品で普通に売ってますのでキーを外すところも。
こちらは六角ネジで止まっています。真ん中あたりにありますよね。

2つのネジをまわしていくと、あっさり取れます。

何ともあっさりとまぁ、取れますよね〜。
2,000円くらいするキーセットですけど、防犯の意味では、どうなんだろうなぁと思ってしまいます・・
ここまでの状態(1)
さてさて、ここまでバラすと以下のようになります。ちょっとずつ進んでますね!

次は前輪を外して行きます。
前輪とブレーキシュー
さて次は前輪です!キャップやら何やら、いろいろついています。

まずはこのキャップを外します。

反対側にもついています。

手で回してみましたが、ネジにはなっていないようで、くねくねと回していると取れました。
実はペンチでぐぐっとこじらせてしまったのですが、キャップを傷つけてしまったため、なかなか動かなくてもペンチは使わない方が良いと思います。

反対側もキャップが取れました〜。

さて次はこの六角ナットを取っていきますが、こういうところが要注意ですよ。
ワッシャーやら何やら重なってますけど、この重なっている順番をきちんと記録しておきましょう。
あと、ワッシャーに凹みがある場合は、その向きもですね。これは大丈夫ですが。

わざと、こんな感じで離して写真を撮っておくと、わかりやすいです。
そして、カゴの支えのパーツから外側について、いったん取りました。

シャフトのバーはホイールについていて取れないので、このような場合はしょうがないので、セットでちょっと離した所に置いておくのが良いかな〜と思います。
では車体側に戻ってきて、このような爪付きのワッシャのようなパーツもありますので、これを取ります。

取りました!

これで前輪がごそっと取れるようになるはず・・と思ったら取れません。
どこが引っかかっているかな・・と思ったら、ブレーキシューでした。

逆側です。確かにマウンテンバイク仕様だとタイヤが太いので、なかなか取れないですね。

というわけで、ブレーキシューを左右どちらも外します。

よし、これで前輪が外れました!

いや〜、前輪が外れると、一気に分解している感(?)が進みますね!(謎)
チェーンカバー
さて、どんどん分解を進めて行きます。次はチェーンカバーです。
今回は、こちらはネジで止められているだけで、フロントはこちら。

リア側はこちら。

そして底面はこちらです。底面は、思いっきり子供がガリッと擦っている傷跡がありますね・・カバーがあるからこそ、チェーンが守られているなと感じます。

プラスドライバーで、ネジを1つ1つ取っていきます。

ただ、このチェーンカバーについては塗装するので、外した後もネジはここにははめておかずに、別途分かるように置いておきます。
スタンド
そろそろ後輪を外して行きますので、その周辺パーツを外して行きます。まずはスタンドから。
こちらも、ナットとワッシャーが絡んでいますので、間をあけた状態で写真を撮っておきます。

ネジが取れました!

そしてスタンドも外れました!

この、フレームと後輪の関係はちゃんと写真に撮っておかねばですね。
リアディレイラー
さて、リアディレイラー(後輪側の変速機)を外して行きますが、まずはディレイラーの保護カバーを外します。
この金属部品も、リアディレイラーを守ってくれてるんですよね。
実際、この自転車のカバーは傷があちこち入っていますし・・

そして、また出ましたねこのワッシャと六角ナット。
これも凹みがないタイプなのでそう警戒しなくてもいいんですが、各々を緩めた状態で写真を撮っておきます。

さて、カバーが外れました!次はこのプラスネジを緩めて、リアディレイラーをフレームから外します。

そして、これは想定していなかったのですが、このプラスネジを外すと、勢いよくリアディレイラーが後ろ側にぽーんと取れてしまいました。
こういうパーツは要注意ですね〜。実際、組み立てる時も、最も苦戦した所です。

リアホイールシャフトが、フロントの切り欠きの奥まで入っていないのがポイントで、ここにこの形に合うようなナットが入る仕組みになっています。
リアディレイラー側のチェーンの流れを記録しておきます。

また、そもそもチェーンは外して付け替えたら良かったですし、つけたままでやるとしてもフレーム側に寄せた状態で作業すべきでしたね〜。
リアディレイラーまわりは、いろいろ反省です。
リアブレーキ(ローラブレーキ)と後輪
後輪を外すために、次にリアブレーキを外していきます。まずはローラブレーキをフレームと止めている所を外します。子供の手が写り込んでますね・・

なかなか硬かったですが、取れました。

いつものように、ネジとナットはセットで保存しておきます。
そしてこれで、後輪が取れました!とはいえ、まだローラブレーキとくっついてますが。

このローラブレーキを止めている六角ネジを取れれば・・と思って、緩めようとしたんですけどとにかく硬くて!諦めました。

チェーンもくっついてますね。

ま、これだけ離れていれば、塗装はできますけど、せめてローラブレーキを後輪からは外したいですね〜。
ここまでの状態(2)
現状までの作業で、ここまで分解できています!

いや〜、かなりバラバラになってきました。前輪も合わせて撮るとこちら。

そろそろ、本当にこれは元に戻せるか・・と不安になってきていました。
でも、更に分解を続けて行きます!
ローラブレーキを後輪から外す
さて、ブレーキケーブルは外れないので、ローラブレーキごと丸ごと外す事にします!
六角ナットを外します。これはワッシャは絡んでないですね。

外れました。これが外れると、一気にバラバラになった感(?)が出ます!


さて、かなりパーツは外れてきたので、今まで外せていないものを外して行きます。
反射板
外すの忘れてた系です。もっと前もって外してしまっていいですね。

角度を決めている部品とフレームとくっつくための部品とあるので、その関係を写真に収めておきます。

フロントライト
フロント側でもまだ取れていないパーツがありました。フロントライトです。
フロントライトは、フレームについています。タイヤに接してライトがつくタイプですね。

後ろはなぜかキャップで保護されていましたが、六角ナットで止まっています。

上から見ると、ワッシャーはちょっと変わっていますね。ギザギザしてるように見えます。

前までと同じように、ちょっと緩めて接写しておきます。こういう細かい所を残しておくのは大事です!

何枚か取っておきます。ギザギザしているワッシャ?の外側のパーツにて、ギザギザしている面がきているな〜という所も残しておきます。

シフターとシフトケーブル、ハンドルキャップ
リアディレイラーをよくよく見ると、あまりにケーブルがひどいです。

ケーブルの根元もひび割れててボロボロです。

これは交換しておかないと、ちょっと不安ですね。

何とかシフトケーブルを止めているネジは緩められましたけど、シフトインナーケーブルの先は針金先端部となり危ない事から元々金属キャップがついていて、取れません。

ニッパーでワイヤーを切断して分離します。
切断したので、当たり前ですがシフトケーブルを新しくする必要がありますが、こちらは後ほど。
分離してよくよく見て見ると、キャップのようなものがついていますね。

インナーケーブルとアウターケーブルをキャップがスポっとはまって止まるようになっています。なるほど〜

このケーブルごと通そうとしましたが、キャップはうまいことフレームの穴を通りません。

よくできてますね〜
さて、ケーブルはシフトレバーにも繋がってますのでそちらも確認します。
確かにこっちもキャップがついていますね。

そして、シフターのハンドルへの固定部分を見てみると、型番がついていますね!SL-RS35、と書いてあります。

実はケーブル切断する前に型番を調べて、部品があることを確認してからやっています。でないと、部品がそもそも無いとかになると、再度組み立てられませんからね!
はてさて、組み立て方の記録のために、どのようについているのか確認しておきます。六角ネジで締まっているだけですね。

という訳でシフターをハンドルから外します。その前に、通り道?になりますので、キャップも外します。

意外とあっさりと外れました!

六角ネジをゆるめると、するする〜っとシフトレバーも取れて行きます。

このようにして、シフトレバーとシフトケーブルが一式ごっそり取れました!

ハンドル側も、非常にすっきりしました!

購入したシフトレバー・シフトケーブル・キャップ
前述のようにシフトケーブルを切ったので新しいケーブルを買わないといけないのですが、調べていると、シフトレバーとシフトケーブル(インナー)がセットで売っていました。
というか、セット商品なんですね。しかもメッチャ安いですね・・800円を切っているとは・・
さておき、注文したのでバラしていくと、インナーケーブルとアウターケーブルとキャップ部分に分かれました。
そして上記のように、アウターケーブルもボロボロで、キャップもへたってましたので、それぞれ買いました。ケーブルはこちらで、キャップはこちらです。
どちらも、自転車を新品で買うのと比べると、安いものだな〜と感じますね。
ここまでの状態(3)
ここまでバラすと、スッキリしたな〜と思う反面、これは本当に組み立てられるのだろうか・・と不安になる気持ちも出てきます。

が、その気持ちでも大丈夫だよ!となるためにも、しっかり写真は残しておかないといけないですね。
塗装前には上記の他に、あと1点、フロントブレーキ部品のみ取り外しました。
フロントブレーキまわり
完全に外した訳では無いですが、塗装の邪魔になるので、フレームからは外しました。
このパーツは要注意ですね。ワッシャの形状が平坦では無いので。

前側はまた、パーツの集まりです。

実は前はブレーキを緩めるための機構のセットでのネジが多いので、後ろ側を取ればいいです。
でもって、取りました!

まとめ
こうやって書いていると、子供用自転車とはいえ、たくさんのパーツから成っているのだなと思います。
そして、一つ一つをメンテナンスする事なんて、まず滅多に無いと思うのですが、外して観察したり、よくよく見てみると、少し拭いておいた方が良いとか、交換した方が良いものも出てくるので、単にバラしてみるだけでもメンテナンス効果があるのかも・・とも思いました。
参考になれば嬉しいです!
それではまた。