こんにちは!たーたんです。
日曜大工を初めてから、はや10年ほど経ちました。レザークラフト歴はまだまだ3年ほどですし、製本に至ってはまだ1年も経っていませんが、色々なモノを自分で作って使う生活にだいぶ馴染んできています。
まだまだ色々このブログに書けていない作品もありますが、それらを作る中で、ずっと思ってきたこと:
日曜大工やレザークラフト等、自分で作って、果たして本当におトクなのか?
について、ここではお話しようと思います。
作ってきた作品も家庭向きかつマンション暮らし向けの作品と偏っていますが、これからDIYを始める人の参考になればと思います。
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コストメリットが出る場合
DIYをする事で、もちろん単純にコストメリットがある場合は、割とよくあります。
市販の製品が高価な場合
例えばカウンター用のスツールやバレエ用バースタンド等、市販品はあるのだけれどもある程度値段がしてしまうような作品は、純粋にコストメリットが出たと思います。お財布とかもそうですね。まだ記事には出来ていませんが、私のビジネスバッグもコストメリットが出ている作品です。
ある程度作っていくと、これは作れるんだなとか、これは作りにくいんだなとか、分かってきます。そのとき、高くて買えないなと思ったら作る、という選択肢もあるんだなあと思いましたね。
似た市販の製品が無い場合
長押のコートハンガーや着物ケース棚等は、そもそもそのような市販の商品が無いので、オーダーしたと思えばコストメリットが出ました。自分でよく使うノートのカバーも、探したけれども無いケースでしたね。
オーダーなんて、庶民にはなかなか出来ませんので、そういう特別感もありますし、そもそも無いものを作って使えるという幸せ感もありますよ!
コストメリットが出ない場合
ただ、これは意外な方もおられるかもしれませんが、DIYする事で高く付くこともあります。
市販品が十分安価な場合
例えば背が低くて奥行きの深い本棚でカラーボックスでも良い場合は、その方が安上がりな場合が多いです。
そのような本棚を作ろうとするとある程度幅広の板が必要になるのですが、意外と高いんですよね。棒や、せいぜい1×6材程度の板ならとても安価なのですが、例えばよくありそうな30cm幅程度の板になると、何だかとても高くなってコストパフォーマンスが悪くなるイメージが有ります。
また、ハコそのものもその傾向があります。最近は100均でもいい箱を売ってますよね。実用上それで十分ですし。あとホームセンターにいけば、割と大きなものでも数百円単位であります。素材もプラスチックになると射出成形で安価に大量に作れるため、どうしてもコスト面では負けますね。
そういうものは、普通に買って使うのが良いと思います。我が家でも、何でもかんでも作っているわけではないです。
コスト以外のだいじなポイント
ただ、作って使うことで、コスト以外にも自作するメリットはありますよ。
サイズピッタリのものが作れる
まず、狙ったサイズピッタリのものが作れる、という事です。例えばA6ノートカバーではノートの際まできちんと素材が有るカバーでかつ段差がないものを探していましたが、そういうものは自分で作らないとなかなか無いですね。もしくはあっても高かったりします。
納戸の棚やちょっとした隙間の棚も、さすがに自分の家の納戸や隙間スペースにピッタリ合う市販の棚なんてありませんから、作って良かったですよ。サイズがピッタリであるという気持ちよさもあります。
ちょっとした本棚は、値段は普通に買うよりも高く付きましたが、空きスペースを有効活用できるものとして、とても有効に活用しています。
「手作り」で作ってもらえる嬉しさ
これは作ってプレゼントしてみないとなかなか感じられないと思いますが、手作りで作ってもらえる喜びというのは、とてもうれしいとの事で、純粋に家族からとても喜ばれます。
私は人に喜んでもらえるととても嬉しい人なので、それが嬉しくて病みつきになりますよ(笑)
ただ、時間はかかる
どうしてもメリットばかり書いてしまいますが、時間はとってもかかってしまいます。これは間違いないです。買ったほうが絶対早い。
そもそも作り方が分からないことも多いですし、調べながらやることも多いですし、失敗したら作り直しになりますし。
なので、とても時間管理をキッチリされている方には、ちょっと向かないかもしれませんね。
初期投資もかかる
ある程度継続した趣味になるなら平均化されますし、最初に揃えるべき道具で必須にしているものだけ効率的に買えばそう大した出費ではないですが、例えばマルチツールやワークベンチ、ハタガネ何本か等、まとめて最初に買ってしまうと、その初期投資は高いと感じると思います。
必要だなと思った道具を徐々に揃えるのがオススメです。
まとめ
DIY・自作については、時間はかかるし量産品に対してはコストメリットがはたらかない事もあるけれども、高額・なかなかラインナップに無い商品に対しては明確にコストメリットがありますし、かつサイズがピッタリになる等の嬉しさもあります。
最初に揃えるべき道具や木材のカット方法など、この記事でも他のお役立ち情報はどんどん載せていこうと思いますので、興味を持たれた方はぜひトライしてみてくださいね!