こんにちは!たーたんです。
出張が続く際に名刺切れを起こしたくない、というきっかけで構想・デザインしたレザー名刺入れ(しかも大きいもの!)について、今日は実際に作っていく所から完成についてお話しますね。
下記クリックで好きな項目へ移動
まずは型紙から作る
まず、厚紙というか工作用紙で、型紙を作ります。
この工作用紙は子どもの工作用に大量に買ったものですが、私はこれをレザークラフトでも使用しています。
定規で線を引き、カッターナイフで慎重に切ると、めでたく型紙が出来ます。
型紙の次は何をやるの?使った革の厚みは?
ここで実際に作った際には写真を撮り忘れましたが、この名刺入れと同じデザインでカードケースを作った際の以下の記事が参考になると思います。ぜひ参考に見てみてくださいね。
【レザークラフト】大容量カードケースを自作(2)革の切断〜ディバイダーでの印付けまで
【レザークラフト】大容量カードケースを自作(3)菱目打ちで穴あけ
【レザークラフト】大容量カードケースを自作(4)側面部の縫い合わせ
【レザークラフト】大容量カードケースを自作(5)カバー裏の縫い合わせ
今回使った革は、ヌメ革の1.5mm程度厚のものです。
デシあたり単価が安かったので、あくまで厚みは均一ではなく±2mmほど誤差があるようですが、このレベルの作品では、私はそれくらいは気になりません。
何となくここ薄いかな?と思った所を避けて使えば、だいたい使えますし。
また、知り合いに「レザークラフトやるよ」と言った時に、こんな会話になることがあります。
友人:「え?革ってどうやって縫うの?ミシンとか持ってるの?」
私:「ミシンなんて持ってないよ。手で縫うんだよ」
友人:「手!?それめっちゃ辛くない?」
私:「縫う長さが長くなれば辛いこともあるけど、基本的にはあらかじめ穴をあけたところに針で縫っていくから、辛さはたぶん想像してるほどでもないよ」
友人:「へぇ〜〜」
という訳で、手縫いでも、フルで手で縫っているわけではないのです。あしからず。
完成
とにかくチクチクチクチク。。縫っていくと、完成!
開くとこんな感じになります。早速名刺入れ(紙)ごと、入れてみました。
スッポリ、きちんと入ってますね。設計通り!
作ってみての感想と次へのフィードバックは?
- 1.5mmの革の厚さで十分だったし、これで良かった。次も似たような作品を作る時はこの厚さでやろう。
- 菱目打ちで穴をあける際に、いつもは面倒なので接着剤で合わせてから菱目打ちでゴンゴンと穴をあけているのだが、今回はくっつける前にそれぞれの革で穴をあけて合わせるようにした。穴の位置や数合わせに気を遣うけど、こっちの方がきれいな仕上がり。
- 総じて、出来上がりは満足!
途中で設計図や思考の流れも記載していますので、もし似たような作品を作ろうとされている場合は参考にしてみてくださいね!