こんにちは、たーたんです。
今日は、以前読んだ本:史上最強の人生戦略マニュアル、で、とても感銘を受けた、
問題がひとりでに解決することは、絶対にない
という考え方について、お話しようと思います。
この本は、状況によっては、ともすれば劇薬にもなる考え方が多数ありますが、私個人の考え方としては大きな、前向きで良い影響を受けました。
似たような悩みをお持ちの方の力になれればと思い、本の紹介と、私が共感した事についてお話しますね。
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本のあらまし

この「史上最強の人生戦略マニュアル」では、アメリカの有名なテレビ番組の司会である、オプラ・ウィンフリーが、不当な事でメタメタに言われ、ボロボロになっている描写から始まります。
あまりに自分にとって理不尽な事が多々起きるため、彼女は相当、メンタル的にダメージを負います。
でも、そこに対して筆者は冷たく?言い放ちます。
問題がひとりでに解決することは、絶対にない、と。
いくら理不尽なことであれ、自分にとって問題であれば戦わなければならない。
そして自分が、それを問題として捉えて立ち向かっていかなければ、誰もそれをなんとかしようとはしないし、してくれることなんて無い。
理不尽かどうかなんて、関係ない

問題が理不尽かどうかなんて、関係ない。
それが自分に襲い掛かってくるのは、それが自然だから。
状況がこうなるようにしていたのは、あなただ。
あなたのせいで、この状況になったのだ。
そうすることが、彼らにとって得だから。
要は、自分が自分にとってそれを問題だと認識して、対処する行動をするかどうかが大切。
自分の人生は、あくまで自分のものであって、自分が管理・コントロールしていかなければならない。
誰かが何とかしてくれるものではない。
そのようなエッセンスが、一冊数百ページにわかり、しっかりと記載されている本です。
進撃の巨人の中で、ミカサ・アッカーマンが、世界は残酷なんだ、というのを思い出すシーンがありますが、なんだかそことも似た記述に思えました。
心の奥底にある、甘えに気づく

これを読んだ時、自分のココロの奥底にあった「甘え」のような考えに気づきました。
理不尽な事だから、この状況は何とかなってくれるだろう。
上司にとってもマイナスだろうから、いい方向に向かうだろう。
お金が無くなれば苦しむだろうから、家族も何とかしてくれるだろう。
今まであれだけ一緒にやってきた人たちだから、助けてくれるだろう。
日程が厳しいことなんてみんな分かっているから、理解してくれるだろう。
などなど。
そんな都合のいいこと、起きないんですよね。
自分にとって、都合がいいだけですもん。
心を奮い立たせて、自分から立ち向かっていかなければ、自分の人生がいい方向に勝手に向かっていくことなんて、そんなこと無い。
同じく進撃の巨人のエレン・イェーガー風に言うと、
「戦え!!!」
なんですよね。きっと。
まとめ
本書はおそらく、ビジネスの自己啓発本としてのカテゴリなのだと思いますが、個人的には、軽度の精神療法向けの本だとも思います。
「史上最強の人生戦略マニュアル」、オススメですよ。
皆さんのお役に立てれば幸いです。
それではまた。