こんにちは、たーたんです。
この記事では、だいじな事とされがちな「こだわり」について、それを捨てることで得られる平穏さも有るよな〜と思うことについて、お話しようと思います。
「こだわりがない事」にある意味「こだわって」しまって、
悪循環になってしまう方に、参考になればと思っています。
こだわりが大事にされる文化
私含めた日本人では、「こだわり」があることについて、とても良い感触を持っていますよね。
商品やモノの話でいっても、キャッチコピーを見ていると、例えば以下のように書いてあると、とても良い印象に思います。
「こだわり抜いた商品」
「○○にこだわって作りました」
私も、エンジニアの端くれですので、
そうやって意図的にいい意味でとらえてもらおうと、「こだわり」という単語を使う事も多いです。
この商品は、このようにこだわって作ってます、と。
開発としては、ここにこだわってますよ〜、と。
その方が、営業部門の方には伝わりやすいですしね。
日本が特に作り込みが美しいとされる文化なのか、世界的にもこだわりは評価されるのかは分かりませんが、
そう言われると商品の魅力が増えるように思います。
ドイツはマイスター文化なので、こだわりも大事なのだと思いますが。
「こだわり」という表現を使うことで、丁寧に作った商品であることが伝わりやすいとも思います。
「こだわりを持っている人」って魅力的に感じがち
ではそれがモノではなく人間で見るとどうでしょうか。
どう思いますか??
あくまで私の周りの数人に簡単に聞いて見た範囲で、ですが。
人間としても、「こだわりを持っている人」というのは、
魅力的に感じる傾向があるのではと思います。
単語の問題だけ・・という事でもないのではと思います。
自分の主義主張がはっきりしていて、芯がある状態、という事も、「こだわり」という単語で表しているのかなとも感じます。
とはいえ、人間としてのこだわりをあまりに持ちすぎていると、ただ単に鬱陶しい人になってしまいますよね。
「頑固」との違いは、そのあたりにあるのかもしれません。
そうではなく、バランスの良い、自分なりのこだわりがあると、「人生に芯がある人だよね」という評価をもらってるのを見ることが有りますし、私が他の人をみる時も、そう感じます。
とにかく、こだわりがある事は、私の周りでは良い評価につながる傾向にあるように感じますし、そのように感じられる方も多いのではないでしょうか。
それに対して、自分は・・
それに対して、自分の性格的にどうかというと・・
そんなにこだわりって無いんですよね。
「これってどうしたい?」
といわれても、
「え、別になんでも良いんだけど・・」
と思ってしまうことも多いです。
部屋の模様もそうですし、家具やパソコン、ノート、スマホ、今日のお昼ごはん。
着ていく服、買う服、ネクタイの色、鞄。
仕事の進め方、相手先への接し方。
何とでもなるし、そこってこだわるところじゃないし・・
特にモノについては、別に使えればいいや、と思ってしまう事も多いです。
でもさ、こだわりがなくても、いいんじゃない?
全く意見が無いわけではないんですよ。
意見としては持ってても、それを前面に出していくかというと、そんなに言わなくてもいいかなと思ったりもします。
そういう状態だと、
「あなたのこだわりは何?」
と言われたりもしますが、、、
まあ、気にしなくて良いんじゃないんでしょうかね?
そう思いませんか?
絶対的に自分にこれ、というものが思いあたらなかったとしても、別にそれはそれでいいじゃないですか。
どうしても探したければ、手段として日記をつける事で見えるかもしれませんし、日記をつけてみた結果として無かったとしたら、それはそれで自分のアイデンティティなのではないでしょうか。
日記のススメは、以下で書いています。
日記のススメ。自分の思考のクセも分かるし、思った先にどうなってたかも分かる
また、やりたい事レベルで見つからない・・という方は、以下の記事も参考になるかもしれません。
やりたい事が見つからない。趣味がない。そんな時に見直すこと!
そういう自分を正当化するわけではありませんが・・
でも、そういうゆるさだからこそ、色んな状態や人を受け止められて、結果として、ココロの平穏さにつながる時があるように感じます。
こだわりを持たない事も、良いこと有りますよ。
それではまた。