こんにちは、草ソフトボールチームでピッチャーをやっている、たーたんです。
大人になってからピッチャーをやり始めましたので、コントロールがなかなか定まらなくてとっても困りました。
数年単位で苦労して、その分チームのみんなには迷惑をかけましたが、最近は何とか試合も作れるようになり、市長杯で入賞できるようになりました。
その辺りは、「大人になってからのピッチャー挑戦!気をつけるポイントは?」にまとめました。
ピッチャーをやりはじめて、誰もが通る道だとは思うのですが、私なりに苦闘して、なんとか試合が成り立つレベルのコントロールがつくようになったポイントを共有しようと思います。
困っている方々の参考になれば!
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フォームの再チェック

KeithJJ / Pixabay
まずはやっぱり、フォームのチェックでしょう。
なんだかんだでフォームが崩れているか、定まっていないか、という理由によりボールの軌道が不安定になるから、コントロールが定まらないというのがあると思います。
繰り返しになりますが、ポイントはボールが手から離れていく時の軌道が毎回同じになればいいのです。
ここで「軌道」と書いています通り、ピッチング動作の最初(セットアップ)から最後(ボールのリリース時点)まで、同じである事が望ましいですし、そうなると非常に安定します。
理論上は、ボールを持って構えた時からリリースまで、全く同じ動作であれば、同じ高さ・コースにいきますよね!
そういう事です。
短絡的に考えると、リリースポイントでのリリースの仕方のみで片付けたくもなりますが、リリースポイントのみで変えようとすると、非常に繊細な問題となります。
手の指の動きが少しブレる所でコースを定めようとするので不安定ですし、その数cm・数mm単位の動きだけで制御するのは、土日のみの数年レベルの努力では無理だと思います。
という訳で、フォームは大事です。
フォームが固まっているからこそ、しっかりしたコースと高さに投げられると思っています。
では、フォームのチェックってどうやるの?と思ってしまいますが、自分のフォームを確認するのは、
- ビデオで録画してもらって、それを見る
- 鏡の前でシャドーピッチングを行い、その様子を自分で見る
の2つがオススメです。
前者は人の手を多少借りる事がありそうですが、後者は家に立ち鏡さえあれば出来ますよ。
我が家にはたまたま、子供がバレエで使っているフィルムミラーがあるので、そちらを使って自分のピッチングフォームを見ています。
若干費用は高いですが、この前の大阪北部の地震でも落ちたり割れたりする事なく使えていますのでオススメです。
フィルムミラーについては、「自宅をバレエスタジオ化!?ミラー・バー・リノリウムは?やってみての感想は?」の記事に書いていますので、ご覧ください。
また、自宅での練習方法(シャドーピッチング)については、「自宅でのピッチング練習方法!簡単にできる方法は?」の記事にまとめています。こちらも合わせて見ていただければと思います。
良いフォームが、継続できているか
こうやって身につけた良いフォームですが、あくまでそのフォームが継続できていないと意味がありません。
試合で多く投げていたら疲れてきてフォームが崩れるとか、結果としてコントロールが定まらなくなるとか、そうなってしまいがちですが、そのように長持ちしないフォームはなるべく避けるべき、というのが私の意見です(まだまだ、私もまだそうなりますけどね・・)。
速い球を投げたい、とやり過ぎると安定したフォームにならないイメージで、それは避けるべきかなと思っています。
全国大会レベルでも、エースピッチャーだったら完投したり、連戦でなげたりしています。地域の大会だったらなおさら、もっと連投するシーンもありますよね。
見に行った西日本男子ソフトボールリーグですら、エースは連投していました。
それくらい長く投げられるフォームな訳ですよね。体の作りや鍛え方と合わせて考えても。
上の方の人たちでさえそういう環境な訳で、数回投げたくらいの我々がへばってしまうような、無理のくるフォームだと、そもそも試合を成り立たせるお話にならないのですよね。
チームにとっては。
なので、おそらく草ソフトボールチームのピッチャーの命題である、「試合を成り立たせる」ために必要な要素は、しっかりコントロールがついた球をずっと投げ続ける事だと思うのですが、それが可能となるために、継続してそのフォームで投げられることは必須だと思います。
継続の確認の仕方はいたって簡単で、最初の頃に投げているフォームと、最後の方のフォームとの差を見るだけです。
例えば私は右投げですが、左足の着地地点がずれてくる所でチェックしています。
ずれてくると、「あ、フォームが崩れているな」と感じます。
それまで入っていた着地点の穴からずれてくると、地に着く足がぐらつくのでそもそもコントロールが定まりにくくなるんですよね。
チェックの仕方はみなさんそれぞれだと思いますが、帽子がよく脱げるようになるとか、ユニフォームのずれ方が違ってくるとか、ずれを確認するために何らか感じる材料を持っておいた方が良いでしょう。
リリースポイントの再チェック
さて、フォームがかなり定まったら、あとはリリースポイントです。
人により体の大きさ・各部位の長さや比率が異なるため、どこでブラッシングするかというやり方も、これまた人によって違うように感じますが、その重要性だけは認識しておくべきだと思います。
リリースポイントも、フォームと全く同じ事が言えます。
同じようにブラッシング・リリースすれば同じコースに球が飛んでいきます。
フォームがほぼほぼ同じでブラッシングの仕方のみがずれる場合は、前述したフォームが崩れている場合と比べると結構問題としては簡単な方で、あとは微調整、に思います。
まとめ
いいフォームで、いいリリースポイントで投げられたら、それこそコースが外れるわけがないです。
ある意味機械的にそこは決まりますので、繰り返して練習を行い、自分のものにしちゃってください!
それではまた。