こんにちは!たーたんです。
ソフトボールのピッチングを割と大人になってからやるには、まずは無理をしないことが大事、と「大人になってからのピッチャー挑戦!気をつけるポイントは?」でお話ししました。
そこでも少し触れましたが、今回はピッチングそのものをどうやって学ぶか?について、私なりのやり方をお教えしますね。
大人になってからの習い事って、なかなか上達しなくて焦りますよね。家に帰っても、何とか上達したいなと思って練習しようとしても出来ませんし。
小学生〜大学生とかなら、話はまだ別で、とにかく練習すればいい!となるかもしれませんが。
あ、でも小学生の方だと、同じように時間は制約があるかもしれませんね。グラウンドも自由に取れる訳ではないですし・・
ここに書いてある記事の内容が、少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。
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出来る人を周りに見つけて話を聞きまくる

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はい、一番有効なのはこれかなと思います。
一番良くできる人に、どうやって上手くなったか?どうやったら上達するか?秘訣は何か?練習はどうやっているか?などを、ひたすらに聞きまくる事です。
平たくいうと、カンニングですよね。
上手い人から、なんでそうなっているのか知るというのは、結局は上達に対するカンニングです。
できる人が周りにいない・・という方もおられるかもしれませんが、もっとも手っ取り早い手段が、自分のチームのエースでしょう。
でも、それがそもそもいない!という方もおられるかもしれません。
チームには自分しかピッチャーがいないとか、自分的にはもっと上手い人から教わりたいとか。
そうなったら、恥は一切捨てて、対戦相手のピッチャーと仲良くなるのも一つの手です。
私の場合、いい感じに練習試合をやらせて頂けるチームがありましたので、練習試合終了後に、そのピッチャーの方に、秘訣をいろいろ教わりました。
教わる前は、いろいろ聞いちゃうと鬱陶しく思われないかな?とか、うるさいチームだからまた練習試合するのを面倒がられないかな?など、色々思いましたが、全然そんなことなかったです。
地域の草ソフトボールチームのピッチャーって、多かれ少なかれ、かなり我流でやっておられる方ばかりです。
なので、話していると、自分はこうやってみたよ、とか、逆にいい方法あったら教えてな、など、かなり気さくに話せる方ばかりでした。
ちょっと意外でしたが、聞くことで仲良くなれたのもあります。
対戦相手と仲良くなって情報交換する

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先ほど少し触れましたが、やっぱり対戦相手の投手も同じような悩みを抱えている事が多いように思います。
思うようにストライクが入らない、変化球を投げたいけれども球種が増えない、試合でイリガリーと言われてしまいステップに自信がなくなった、練習場所がない、投球練習がしたいけどなかなか時間が取れない、教えてくれる人がいない、球速が上がらない、などなど。
ソフトボールのピッチャーって、やっぱり特殊だと思うのです。投げられる人も少ないですし、ましてや教えられる人も少ない。
なので、対戦相手の投手は、もしかしたらその瞬間は敵かもしれませんが、私にとってはどちらかというと「同志」みたいなものです。
試合が終わったら、どうやってうまく話しかけようかな、と考えるのも、結構面白いですよ。
YouTubeで勉強する
前の記事でも少しお話ししていましたが、YouTubeの動画でも勉強できます。
例えばこの人(Amandaさん)の動画は、英語なんですけど、とっても勉強になりましたよ。
どういう風に手を動かしていくべきか、握りはどうか、全体の体の流れはどうか、などを一つ一つの動きを説明してくれています。
なので、そもそも私は英語なのでよく分からない所は多分にある(笑)のですが、身振り手振りでだいたいの事は分かったつもりになるので、おすすめです。
かつ、このわかった気分になった内容を、次の練習で試すのも大事ですよね。
また、投球動作のスローモーションもとても勉強になります。
同じくAmandaさんだと思うのですが、このスローモーションも、よく見てました。
今は足が浮いてもイリガリーではないのですが、この動画を撮った時はおそらくつま先が最後まで地面に着いていないといけないルールだったのでしょう。
しっかりとそこもハイライトされていて、すごいな、と思います。
スローモーション動画は、他にも色々あって勉強になりますし、私も日本男子のソフトボールリーグ戦を観に行って、勉強のために撮らせて頂きました。
「2018年西日本男子ソフトボールリーグを観に行きました!」の記事にも、動画はまとめているので参考にしてみてくださいね。
本を読む

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ベタではありますが、本もいいですよ。
でも、ソフトボール関連の本って、そんなに冊数が出ないためか、すぐに絶版になるんですよね・・
自分がやり始めた時に買った本は、どうも売り切れているようです。
ピッチングフォームの連続写真と、握り方、インタビューに加え、最後に筋トレの内容も載っています。
今なら、例えば本なら、これは良さそうに思いますよ。
あと、本は無理に買わなくても、図書館に行くとだいたいあります。しかも絶版のものほどw
なので、図書館を有効活用するのもおすすめです。
大阪府近郊にお住いの方なら、大阪市立図書館がオススメです。
大阪市立図書館は、実は返却できる人ならどこに住んでいてもカードを作れるんですよね。
中央図書館に行けば、かなりの蔵書がありますし。
何気に便利です。
商材を買う

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だいぶ本よりは高くなってしまいますが、全く周りに教えてくれる人がいないとか、これだけではイメージがわかないとか、もっと上を目指したいと思う人は、商材を買うのも良いと思います。
私は1つ買って、よく観ました。
私が買っていた商材は、探してみましたが今となってはありません(売っていません)ので、直接はおすすめはできないですが、ただ、気になっている商材でかつ使えそうだな、と思うものはこれですね。
私が買っていた教材は、藤原初男さん、というソフトボール部で教えておられた指導者の方が、その生徒さんと一緒に出演されているものでした。映像からすると、大学で教えておられた方なのでしょうね。
購入元のサイトはぱっと見で、「これって大丈夫かな・・」と思うような少し不安なサイトではありましたし、とにかく購入を促すような雰囲気ではありましたが、実際買ってみてその通りにやってみると、結構結果が出ましたので驚きました。
当時買った教材は3万円くらいして、費用面では高い教材ではありましたが、やっぱり効果はあって、こうやってちゃんと教材は買って、教わるべきだなと思いました。
ただ、今だと藤原初男さんの教材は売っていないようなので、前述しましたが、買うならこれでしょうね。私が買ったものより随分安くて半額くらいですし、実際の日本代表ピッチャーが教えてくれるので、どういうものかイメージが湧きやすいと思います。
もちろん教材が言っている内容を聞くだけでは上達はせず、練習して、振り返って自分なりにちょっと変えたりして、今のスタイルを確立しました。
とはいえ、教材がないと基本がなかったので、本当にありがたいなと思います。
とにかく試合で投げさせてもらう

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そして、どんどん練習するとともに、どんどん試合で投げさせてもらいましょう。
どんどん練習して、と言いましたし、練習はもちろん超大事ですが、とはいえ練習でいくら投げても、それって打撃投手専用みたいなものです。
打撃練習の時は、バッターもそんなに本気で打つような感じではなく、やっぱり手加減してくれているというか、色んなくさい球を打つ練習にしているというか、どんどん振ってくれる事が多いように思います。
対して試合の時はそんな事はなく、くさい球は見逃してきますし、フルカウントまでしっかりカウントを使ってきます。
当たり前ですよね。自分がバッターならそうしますし。塁に出るためになんでもやると思います。なのでフォアボールにもなってしまう。
なので、試合で投げてみると、全然その本気度が違うことを実感すると思います。
審判の方がおられるのとおられないのとでも、かなり違います。
ルールがあるとはいえ、結構主観が入るのが審判。しかも一度判定すると覆らないですし。
時々によって判断基準がぶれているなと思うこともありますし、例えばツーストライク後のストライクゾーンは狭い(笑)とか、逆にスリーボール後のストライクゾーンは広い(笑)とか、色々ありますけど、やっぱり人間だからそんなものですよね。
自分がやったってブレるなと思いますよ、私も。
だから、ツーストやスリーボール後の判定はまだしも、色々判断がブレるような審判がいたとしても、ある程度諦めるしかないんです。
(しかも、審判の方は私の地域では高齢の方も多く、よくやって頂けているなとむしろ感謝です)
ただ、ピッチャーはゲームを作る事を要求されますので、そんな環境下でも、しっかり自分のチームの土台を作らないといけないですよね。
ストライクは入れるし、かつ打たせて取れるように。
そういうの全部ひっくるめて、試合って勉強になるので、どんどん試合で投げることをお勧めします。
まとめ
ソフトボールのピッチャーの勉強方法については、インターネットが普及してYouTubeが見れるようになったり、商材を気軽に(値段以外は)手に入れられるようになったのは、大きな進歩かな〜と思います。
それを存分に使って、自分たちの経験値をアップさせていきましょう!
それではまた。